私たちの会と猿島町との関係

 私たちの町、猿島町は、平成八年度に茨城県で最初に「住民参加型の環境基本計画」を作成。その頃の真価を確信できた私たちの会は、その基本計画に則って、ごみの減量化、資源化又ダイオキシン対策として、又、経済的にも安価なEMによる生ゴミリサイクルを提言。採用され一年半のモニター期間を経て、町では現在生ゴミ用のぼかしを無料配布して六年目に入ります。
 その三年目の時、EMぼかし無料配布の更なる継続を願って、何度も応募してようやく手に入れた助成金十万円で、ぼかしを大量に製造しやすい攪拌機を、会として町に寄贈。

 一方、「住民参加型の環境基本計画」を実現するシンボルとしてのリサイクルセンターを、町では約四ヘクタール確保。その道沿いに、熱心な役場の職員により、休みを活用して道の駅が建てられています。

 このリサイクルセンターは、私たちの会が推進している「エコミュージアム」「生活と環境博物館」である「町まるごと博物館」の重要な一つでもあります。そしてこれまで仮設で運営されてきましたが、平成十三年度に本格的な粗大ゴミ置き場、リサイクル品の修繕室、展示室、農業用ビニール置き場等の施設が整備されました。広い山林、眺望もよく、他のスペースを今後いかに活用していくかが期待されるところです。

 又、前述の 水質浄化実験でEMの水質浄化力を検証できた私たちの会は、丁度その頃排水対策重点指定区域に指定されていた私たちの町にEMの活用を働きかけてきました。
 一方、NPO法人を取得したのを機に、ユニセフ支援とEMの普及を二大柱に掲げた私たちの会は、EMを確実に大量に培養できる「百倍利器」を、これまでの会の活動を評価され、町の助成を半分うけて、三年賦で購入。平成十三年度から、その機器で造られたEM活性液による排水対策モニター事業を、町の委託を受けて開始。町の特に汚い排水路二カ所で、五十五名のモニターさんに、毎月三リットルの活性液を配布して、家庭から流してもらうと言う内容です。平成十四年度もこの事業は続きましたが、二年をもって終わりました。
 平成十五年度からは、これまでの二年間の反省を踏まえて、新しいやり方でスタートしました。それが「米のとぎ汁流さない運動」です。というのは、それまでのモニターさんには、排水浄化のために活性液を家庭から流してもらってはいましたが、米のとぎ汁が排水を汚すので流さないようにとは積極的に頼んではいませんでした。そこでそれを伝え、納得し、実践してもらったうえで、さらに活性液で米のとぎ汁醗酵液をつくって、生活改善に役立てながら排水もきれいにしてもらおうという結論になったわけです。米のとぎ汁も流して、活性液を流しても、汚染、腐敗の累積に浄化が追いつきません。この運動は六月から始まりました。その詳細パンフレットを下に紹介します。





 これからも、住民参加を基調に、町とも本音で対等な協調関係を築いていけたらと思っています。

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坂東市長への要望市長からの回答


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