そういう模索の時 EMに出会った 。
しかし EMが 余りに環境に対して万能であるがゆえに、「うまい話にはウラがある ウソがある 」と信じられず、 EMに対して
長いブランクが続いた 。 たまたま 会員の一人が EMのボカシで
比較栽培をした 。
そのキャベツの完璧さに 「 百聞は 一見に如かず
」の通り
この一見でEMに 関心がむくようになった
。
それからは 各々の会員が、 仕事上で 又 生活の中で EMを試行し
検証してきた。 2〜3の取り組みを 具体的に紹介する
。
- 【養鶏】 私の夫は 畜産用のEMボカシを作ってそれを自家配合した餌の中に混ぜて 与えてみた所、次のような変化が みられた。
- 卵質や産卵率が向上した。
- もともと 余り臭いはなかったが 殆ど臭いはなくなった。
- 一番顕著な発見は、鶏同士の尻の突つき合いが なくなったことである。
- ひなの時から 即ち 始めから EM環境で育てた方が、効果は大きいと思われる 。
- 【農業】 篤農家の会員が、 比較栽培でEMの真価を実感し、全ての畑に 1反歩につき100キログラムのEMボカシや燻炭入りのEM堆肥を施肥。
- 白菜が毎年豊作で 味がよい。
- EM施肥一年目に、 一部が根瘤病(根に癌のような瘤ができ枯れてしまう)にかかった際、 EMの浸出液を 動力機で地中にブスブスかん注したら 直ってしまい 全て出荷できたとのこと 。
- 堆肥の山からしぼれる水が、 以前は 黒くて、悪臭がしたが EM堆肥では 水が透明で 悪臭はないとの弁。
- かぼちゃだったが、 主根から、かなり離れているところまで 沢山の白くて細い毛根が 伸び広がっていたのには 驚かされた。
- 二年目だったが、 白菜の作付け前に EMボカシ施肥後 畑全体をビニールでおおい、日光消毒を したのが、嫌気性の光合成細菌をふやし 腐敗菌を一掃したらしく、その年は黄化病の被害が 他では 多かったにもかかわらず、その会員の畑だけは全て大豊作であった。
- 【その他】
- EM-Xで アトピーとリウマチが治った症例を もてた。
- EM-Zを 車に使ったら バッテリーの働きがパワフルになり エンジンオイルの交換期間が 大幅に延びた。
このような実証例を踏まえて、私達は EMにこそ 環境全般にわたって
根本的に解決する力があるのではないかと 思うようになった。
そして 取り組んだのが EMによる排水の水質浄化実験であった。
会の便りから 引用して、 その模様を伝える。