EMとの出会い

そういう模索の時 EMに出会った 。
 しかし EMが 余りに環境に対して万能であるがゆえに、「うまい話にはウラがある ウソがある 」と信じられず、 EMに対して  長いブランクが続いた 。 たまたま 会員の一人が EMのボカシで  比較栽培をした 。  そのキャベツの完璧さに  「 百聞は 一見に如かず  」の通り  この一見でEMに 関心がむくようになった 。
 それからは 各々の会員が、 仕事上で 又 生活の中で EMを試行し  検証してきた。 2〜3の取り組みを 具体的に紹介する 。

  1. 【養鶏】 私の夫は 畜産用のEMボカシを作ってそれを自家配合した餌の中に混ぜて 与えてみた所、次のような変化が みられた。
    1. 卵質や産卵率が向上した。
    2. もともと 余り臭いはなかったが 殆ど臭いはなくなった。
    3. 一番顕著な発見は、鶏同士の尻の突つき合いが なくなったことである。
    4. ひなの時から 即ち 始めから EM環境で育てた方が、効果は大きいと思われる 。 
  2. 【農業】 篤農家の会員が、 比較栽培でEMの真価を実感し、全ての畑に 1反歩につき100キログラムのEMボカシや燻炭入りのEM堆肥を施肥。
    1. 白菜が毎年豊作で 味がよい。
    2. EM施肥一年目に、 一部が根瘤病(根に癌のような瘤ができ枯れてしまう)にかかった際、 EMの浸出液を 動力機で地中にブスブスかん注したら 直ってしまい 全て出荷できたとのこと 。
    3. 堆肥の山からしぼれる水が、 以前は 黒くて、悪臭がしたが EM堆肥では 水が透明で 悪臭はないとの弁。
    4. かぼちゃだったが、 主根から、かなり離れているところまで 沢山の白くて細い毛根が 伸び広がっていたのには 驚かされた。
    5. 二年目だったが、 白菜の作付け前に EMボカシ施肥後 畑全体をビニールでおおい、日光消毒を したのが、嫌気性の光合成細菌をふやし 腐敗菌を一掃したらしく、その年は黄化病の被害が 他では 多かったにもかかわらず、その会員の畑だけは全て大豊作であった。
  3. 【その他】
    1. EM-Xで アトピーとリウマチが治った症例を もてた。
    2. EM-Zを 車に使ったら バッテリーの働きがパワフルになり エンジンオイルの交換期間が 大幅に延びた。

 このような実証例を踏まえて、私達は EMにこそ 環境全般にわたって 根本的に解決する力があるのではないかと 思うようになった。
 そして 取り組んだのが EMによる排水の水質浄化実験であった。
 会の便りから 引用して、 その模様を伝える。


猿島野の大地を考える会



私の宮澤賢治の世界


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