会の方針


猿島野の大地を考える会は、平成四年に「自由、平等、行動」を基本理念に発足した時も、八年後にNPO法人を取得した時も、共通に底を流れるものは、宮澤賢治的世界観であり、人間観でした。
私は、会の中核となるこの点を、ここで改めて説明しておく必要を感じ、私なりに解釈させてもらおうと思います。
「因果の産物であり、現象である人間にとって、唯一確固たるものは、永遠なる存在とつながっている個々の魂から発現された生き方だけである。一人一人が自分の魂を覚醒させ、それに耳傾けて生きるならば、それが真の自由であり、その次元において皆平等であるといわざるをえません。そして、各人の行動の多様性は、人間が因果交流電燈であることから、許容されるものである」と考えます。
各会員が、この観点に立って、又、今しかないという時間観に立って、活動することで、NPO法人取得の定款にあるように、また新たな具体的展開がうまれ、世界的規模の問題に対しても、諦めることなく、自分の足元から根本的に解決する路があることを社会に示し、平和的な輪を広げていくことが可能であると信じています。
これからも、この会の趣旨に賛同し、ともに行動してくれる人を待っています。


猿島野の大地を考える会私の宮澤賢治の世界
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